【第3回】スポンサードサーチ集中講座 - PDCA編 -

2018年08月07日

【第3回】スポンサードサーチ集中講座 - PDCA編 -

ヤフーの担当者が解説する「スポンサードサーチ集中講座」、最終回は自動入札導入後のPDCAについてご紹介します。第2回でお伝えしたポイントを参考に自動入札を導入したら、その後はどのように効果を検証し、改善していけばよいのでしょうか。自動入札の効果を最大化するためのコツをつかみましょう。

今回のポイント
・自動入札導入後は、検索クエリー単位など、パフォーマンスの変動要因を掘り下げて分析
・効果のよい検索クエリーは、定期的にキーワードに登録
・効果の悪い検索クエリーは、対象外キーワードの活用やマッチタイプの見直しで対策

自動入札導入後のメンテナンスで、さらに効果改善

自動入札の導入後は、どのような視点で成果を確認すればよいでしょうか。

酒向: 第2回でも触れましたが、自動入札導入直後の学習期間には、インプレッション数、クリック数、クリック単価など広告効果に直結する指標が大きく変動する場合があります。その際には、自動入札導入前とは配信傾向が異なる可能性がある点を念頭に、各指標の変動要因を分析することが重要です。

今城:自動入札を設定したキャンペーンを評価する際には、キャンペーン全体の数値のみで判断せず、検索クエリーや登録キーワード、デバイス単位など、さまざまな角度で掘り下げて成果を見極める必要があります。そこから効果のよい(または悪い)検索クエリーや登録キーワードを発見し、メンテナンスすることでさらなる効果向上を期待できます。

「伸ばすところ」と「抑えるところ」を見極める

検索クエリー単位でのメンテナンスについて、具体的な方法を教えてください。
酒向: 例えば部分一致で、インプレッションが多く発生しているものの、コンバージョンに結びつかない検索クエリーがあったとします。その場合は該当の検索クエリーを対象外キーワードとして登録、あるいは部分一致で登録しているキーワードの停止やマッチタイプの変更(完全一致やフレーズ一致)が有効です。効果の低い検索クエリーでの配信を防ぐことで、コンバージョン獲得効率の改善を見込めます。

効果のよい検索クエリーをさらに伸ばすことはできますか?

酒向: はい、もちろんです。実際にコンバージョンを獲得できた検索クエリーは、定期的にキーワードに登録することで、コンバージョンの期待値が高いクエリーに対してより効率的に入札機会を得られます。検索クエリー以外のチューニングポイントとしては、デバイスごとの傾向分析も有効です。特定のデバイスに対して意図的に配信を強化したい場合は、「コンバージョン数の最大化」を活用し、デバイスごとの「入札価格調整率」を併用することも効果的です(※1)。

※1 入札タイプごとに入札価格調整率の併用可否は異なります。詳細はこちらをご参照ください。

今城: そうですね。効果が高いところは伸ばして、低いところは除外する。自動入札の導入初期段階では特に、この2つの観点が重要です。継続的なメンテナンスにより、自動入札の最適化を加速し、効果を最大限引き出せます。PDCAのポイントをしっかり押さえていただくことで、過去に自動入札導入時にあまり効果が上がらず中止した広告主の方も、パフォーマンスが改善され、継続的にご利用いただいています。過去に実施した際に期待値に満たなかったという方も、今回の内容を踏まえて再度お試しいただければと思います。

コンバージョン率1.3倍を実現した例も

実際に、自動入札の導入で効果があった事例を教えてください。

今城: 自動入札をご活用いただくことで、コンバージョン単価を維持しながらコンバージョン率を1.3倍に伸ばした例など、多くの成功事例が報告されています。当ブログでもご紹介している事例がありますので、ぜひご覧ください(※2)。

酒向: 最後に、今回の連載でお伝えした3つのポイントをおさらいしましょう。まず「アカウント構造はシンプルに」。次に「自動入札の導入で獲得効率を改善」。そして「検索クエリー単位でのPDCAの継続」です。思うように成果が上がらなかったり、入札管理の運用工数に課題を感じられている方は、この3つのステップでアカウントを見直していただければと思います。

本連載でご紹介した運用ポイントについて、資料にまとめました。以下よりダウンロードしていただき、広告運用へお役立てください。


Yahoo!プロモーション広告 広告管理ツールログイン



※2 アカウント再構築および自動入札の事例は、以下をご参照ください。
・【事例】アカウント再構築×多彩な機能活用でスポンサードサーチの効果を最大化
・【事例】スポンサードサーチでのコンバージョン数が 約270%に -アカウント再構築と自動入札機能
【事例】スポンサードサーチを活用して3カ月でCPAを20%改善


※当記事は2018年6月の情報をもとに構成しています。掲載内容、所属団体、部署名、役職名等は、取材時のものです。


※自動入札タイプ「コンバージョン数の最大化」は2018年11月頃に提供終了予定です。当該自動入札タイプの提供終了後は、同様の機能として、キャンペーンの入札方法で「拡張クリック単価」をご設定ください。「拡張クリック単価」を設定することで、コンバージョンをできるだけ多く獲得できるよう、入札価格が自動的に調整されます。


対談者プロフィール

  • ヤフー株式会社
    マーケティングソリューションズ統括本部
    デジタル広告営業本部 パートナーディベロップメント3部
    酒向 海(サコウ カイ)
    スポンサードサーチのアカウント運用において、高度標準化
    を推進するプロジェクトに関わる

  • ヤフー株式会社
    マーケティングソリューションズ統括本部
    デジタル広告営業本部 アカウントマネジメント部
    今城 早絵(イマジョウ サエ)
    ヤフーの各種運用型広告において、代理店、広告主
    と連携して、アカウントのコンサルティング業務を担う

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