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調査 公開日:2021.04.26

マーケティング調査から読み解く~広告主が出稿先を決めるポイントとは?

電通の「2020年 日本の広告費」※1によると、新型コロナウイルスの影響下、日本の総広告費は前年比88.8%と大きく下回りました。一方で、「インターネット広告費」はその影響をものともせず、前年比105.9%と成長を続けています。今や総広告費全体の36.2%を占めるインターネット広告費。実際の広告主である企業担当者は、どのように情報収集し、どのような基準でインターネット広告の出稿を決めているのでしょうか。

今回はインターネット広告の出稿関与者に聴取した、出稿にまつわる調査結果をご紹介します。

情報入手経路として根強い4マス

インターネット広告の出稿に限らず、広告主は広告出稿について検討するとき、どのように情報収集しているのでしょうか。その情報入手経路について、インターネット広告業務関与者1,045名に聞いた結果を見ると、いわゆる4マス媒体(テレビ、ラジオ、新聞、雑誌)の中でも新聞とテレビの割合が高くなっています。その中でも特に「日本経済新聞」を参考にしている広告主が多いようです。また、「業界関係者・知り合い」や「取引先や代理店の営業担当者」が情報入手先として上位にランクインしていることから、昔ながらの口コミが出稿に関する参考情報として一定の支持を得ていることが見えてきます。

  • 広告出稿に関わる情報の入手経路:トップ10 ※2

    ※n=1,045、複数回答
    ※「広告出稿に関わる情報として、参考にしているものはない」と回答した人は17.8% 
    ※新聞、雑誌はオンライン版を含む

下表は、前述の調査項目と同様の結果を経路種別でまとめたものになります。これをみると、インターネット広告に携わる人が普段からさまざまな媒体に幅広く接していることが垣間見えます。

  • 広告出稿に関わる情報の入手経路:経路種別トップ10 ※2

    ※n=1,045、複数回答
    ※「広告出稿に関わる情報として、参考にしているものはない」と回答した人は17.8% 
    ※新聞、雑誌はオンライン版を含む

重視していることの1位は想定通り!?

情報収集後に、実際に出稿先を決める場合の重視点はなんでしょうか。これについて聴取したところ、最も重視していることは「広告効果が高い」となりました。出稿するからには効果が高いことは必須条件の1つであると容易に想像できるため、当然といえば当然の結果といえるでしょう。2位以下は下表のようになっており、出稿先には費用面での適切さに加え、リーチ力やターゲットの数、幅広さなどを求めている広告主の割合が高いことがわかります。

  • 出稿先を決定する際に重視すること:トップ10 ※2

    ※n=1,045、複数回答

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※1:電通「2020年 日本の広告費」 
※2:ヤフー株式会社自主調査
調査委託先: マクロミル
調査手法:  マクロミルモニタを対象にしたインターネット調査
調査対象者:インターネット広告業務関与者 1,045名(20歳以上有職者:パート・アルバイト除く)  
      └ 決定権を持っている/決定権はないが、選定を行っている/決定権や選定はしないが、情報収集や提案を行っている
調査実施期間: 2021年1月25日(月)~ 2021年1月27日(水)
※3:Yahoo! JAPAN自社調査(2021年3月)
文責:中井美絵(ヤフー株式会社)

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