不正広告をなくすためのヤフーの取り組み

2021年11月30日

不正広告をなくすためのヤフーの取り組み

ヤフーでは、当社が提供するすべてのサービス、およびYahoo!広告 ネットワークパートナー(以下、パートナー)の皆様のサービス上に掲載される広告に適用する「Yahoo! JAPAN 広告掲載基準(以下、広告掲載基準)」を定めています。広告掲載を申し込む広告主の皆様には、広告掲載にあたり、この広告掲載基準を遵守いただいています。

広告掲載基準に照らして「重大な違反」や「悪質な違反」であるとヤフーが判断した広告は、「不正広告」と定義して、場合によっては広告の掲載をお断りするだけでなく、契約に基づきアカウント停止や契約解除などの厳しい対応をすることがあります。

今回の記事では、不正広告の具体例や、不正広告をなくすために実施しているヤフーの取り組みをご紹介します。

不正広告の具体例

具体的な不正広告には下記のような例があります。なお、これらはあくまでも代表的な例であり、この他にも審査により不正広告となる場合があります。

薬機法※に違反するおそれのあるもの

「塗るだけでシミが消える」という表現のように、化粧品や医薬部外品で認められた効能効果の範囲を超える表示をしている広告

「飲むだけで痩せる」「着るだけで筋肉がつく」などの表現のように、健康食品や健康器具おいて医薬品や医療機器的な効能効果を表示している広告

※医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律

虚偽表示

事実でない情報を掲載してユーザーをだます広告

サイトチェンジ

広告審査時は広告掲載基準に準拠した広告を入稿し、審査通過後にリンク先を変更する手法

偽ブランド

ブランド品などの商品をあたかも本物と誤解させる広告や、本物に似せたコピー商品を販売する広告

これらの中でも、虚偽表示とサイトチェンジの不正広告は近年増加しており、その手法も多様化しています。

不正広告を掲載しないための取り組み

ヤフーでは不正広告が万一入稿されてしまった場合でも、さまざまな取り組みにより、広告が掲載されないようにしています。不正広告を特定し排除する取り組み、不正広告の掲載を防ぐための取り組みには下記があります。

広告だけでなく、広告主や広告費入金手段に不正がないかを審査

アカウント作成や入金時に、「システム」と「人の目」の2体制で審査をしており、必要に応じて広告主の身分証を確認しています。「人の目」による審査は、長年の審査ノウハウを持つ専門組織が担当しています。

広告内容の審査をクリアした場合でも、審査時と異なるサイトを表示させるサイトチェンジのような不正もあるため、継続的な審査の実施と、新たな不正に対応するためのAIを活用したシステムとノウハウのアップデートを行っています。

不正広告の事例は、実際に審査を担当している組織以外に、社内の他のサービスの不正対策担当部署や外部(大学、他企業)とも共有し情報連携することで、広く業界からの不正の撲滅に貢献しています。

アカウント停止や契約解除措置

上記のような対策に加え、悪質な場合にはアカウント停止や契約解除などの対応を取ることがあります。

違反実績をふまえた広告審査

2021年2月より、ヤフーでは違反実績をふまえた広告審査を開始しました。過去に「重大な違反表現」が認められた商品については、当該違反表現を訂正いただいた場合であっても、以降の対象商品にかかる広告掲載のお申し込みをお断りしています。
このように広告単位だけではなく、商品単位での審査も行うことで不正広告を掲載しないようにしています。

不正広告をなくすための啓発活動

ヤフーでは不正広告が入稿されないように積極的に次のような啓発活動も行っています。

不正事例集の展開と不正の発生状況や傾向に合わせた注意喚起

これまでの不正広告の事例をまとめた資料を作成し代理店の皆様に展開しています。また、新たな不正手法が発覚したり、不正が多発したりした場合にはすぐに注意喚起を実施しています。迅速に注意喚起をすることは不正広告の拡大防止に寄与すると考えています。

広告運用情報ポータルサイトで広告掲載基準を解説

Yahoo!広告の運用に必要な知識が得られるサイト「ラーニングポータル」に広告掲載基準の解説資料を掲載。それらをヤフーの公式SNSアカウントなどで告知して、広告主や広告代理店の皆さまに活用していただくことを促進しています。

安心してYahoo!広告をご利用いただくために

最近では、広告主や広告代理店の皆様のご理解が深まってきており、薬機法に抵触するおそれのあるような違反は着実に少なくなってきています。一方で、新たな不正手法が次々と生み出されており、明らかな虚偽表示やサイトチェンジに関連する不正広告はまだまだ少ないとは言えません。

ヤフーでは審査体制の強化や啓発活動をはじめ、不正広告を撲滅するためのさまざまな活動を展開しており、さらに万が一不正広告が入稿された場合でも、掲載を防ぐことができるような仕組みの構築にも注力しています。パートナーの皆様に安心してヤフーの広告配信をご利用いただくために、こうした取り組みは今後も継続的に行っていきます。

今回ご紹介した不正広告に関連するアカウントの停止数は「広告サービス品質に関する透明性レポート」にて公開しています。その他にもヤフーではインターネットユーザー、広告主、パートナーなど関係するすべての皆様にご満足いただけるサービスを目指し、透明性やクオリティー(品質)改善へのさまざまな取り組みを進めていきます。詳しくは以下をご覧ください。

広告サービス品質向上の
ための取り組み


当記事は、パートナーの皆様に対し、広告の品質関連への疑問や、よくお問い合わせをいただく内容についての回答やその解説を、事例を交え分かりやすくご紹介しています。

第1回「【Yahoo!広告 ネットワークパートナーの皆様へ】広告品質に関する疑問に答えます!
第2回「【Yahoo!広告 ネットワークパートナーの皆様へ】広告審査非承認事例のご紹介
第3回「【広告実装ガイドライン違反事例】ユーザーにストレスを与えないインタースティシャル広告とは
第4回「薬機法関連広告の適正化への取り組み

他の回もご覧いただき、ぜひご参考にしてください。

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