運用型広告篇「Yahoo!広告について 皆さまのご要望に責任者が応えます」【全3回シリーズ】

2022年03月25日

運用型広告篇「Yahoo!広告について 皆さまのご要望に責任者が応えます」【全3回シリーズ】

日頃より、広告主・提携パートナーの皆さまにいただくYahoo!広告に関するご要望。その中から特に多くいただいたものについて「Yahoo!広告について 皆さまのご要望に責任者が応えます」として、3回に分けてお届けします。

1回目の広告管理UX篇、2回目の予約型広告篇に続き、最終回の3回目はディスプレイ広告(運用型)のサービスマネージャーである田中翔平に、皆さまからのご要望3つ「1. さらに詳細なターゲティング」「2. 自動入札の精度向上」「3. レポートの拡充」とさらに「今後の展望」について聞きました。

本記事を要約したインタビュー動画は以下よりご覧いただけます。(2:23)

ディスプレイ広告(運用型)とは

お客様の出稿目的に合わせて「多彩なターゲティング」と「入札戦略」などを使い、効果を最大化するディスプレイ広告です。

1. 皆さまのご要望「さらに詳細なターゲティング」

大変多くの方にご利用いただいているターゲティング機能ではございますが、今後も、需要に合わせてしっかり強化を続けていきたいと考えております。

  • ディスプレイ広告(運用型)のターゲティング種類

    ディスプレイ広告(運用型)で設定可能なターゲティング機能の一覧

    ディスプレイ広告(運用型)で設定可能な11のターゲティング機能一覧

ディスプレイ広告(運用型)のターゲティングはどんな種類がありますか?(ヘルプ)

特に昨今、「個人情報保護」の動きが加速しており、オーディエンスリストターゲティングなどが難しくなることが見込まれているため、ユーザートラッキングに依存しないターゲティング機能の追加を行っています。例えば、昨年ローンチした「コンテンツキーワードターゲティング」や、4月ローンチ予定の任意の地点を中心として一定地域をターゲティングする「半径エリアターゲティング」のようなものです。

  • 半径エリアターゲティング

    ローンチ予定の任意のエリアを指定する「半径エリアターゲティング」のイメージ

    4月ローンチ予定の任意のエリアを指定する「半径エリアターゲティング」のイメージ

また、昨年11月「オーディエンス管理機能」をローンチしましたが、Yahoo! JAPANの持つオーディエンスデータをより活用しやすくなるよう機能を順次提供していく予定です。今後、現状のターゲティング機能の整理だけでなく、並行してオーディエンスをより簡単に管理できる仕組みづくりや、機能強化の一つとしてオーディエンスを推定して拡張する自動化にも注力していきます。

2. 皆さまのご要望「自動入札の精度向上」

自動入札の精度向上に関しては2つの視点で考えています。

1つ目の視点は、弊社内部データの精度を強化していく点です。これは提携パートナーの皆さまと意見を交換しながらトライ&エラーをしつつ精度改善を続けていきたいと考えております。ポイントは弊社の膨大なデータをしっかり活用していく点で、広告を閲覧するユーザーがどのような興味関心を持ち、どういうユーザーが何を購入するのかを推測するために社内データを利活用していきます。グループ会社のデータ利活用は現在検討中ですが、今後、この内部データの精度強化を軸として定期的な機能アップデートを出せるよう取り組みます。

もう1つの視点は、運用をしっかり「見える化」していく、つまり、運用サポートになる機能をしっかり拡充する点です。我々の推奨する運用方法が、皆さまに伝わりきっていない点が背景にあります。現在、特に自動入札の利用を恒常的に利用していないお客様に向けて、自動入札利用の障壁を下げるような、試し使いができる「キャンペーンのドラフト機能」の提供に向けて準備を進めています。また、我々の推奨運用に皆さまの運用がどの程度到達しているかを明示する、いわゆる「運用最適化スコア」を表示する仕組みを検討しております。

この「内部のデータ活用」と「使い勝手の向上」の二軸からしっかり自動入札の精度向上、推進をしていきます。

  • 自動入札の種類

    現状のレポートイメージ。こちらが広告管理ツールに搭載されます

    ディスプレイ広告(運用型)で設定可能な自動入札は4種類

自動入札とは(ヘルプ)

3. 皆さまのご要望「レポートの拡充」

皆さまからご要望の多い「レポートの拡充」についても今後強化していきます。キャンペーンや広告グループ単位でのコンバージョン貢献度を測る「アトリビューションモデル比較レポート」は3月16日より提供を開始しています。また「コンバージョンリフトレポート」に関しても今後ご提供できるように企画研究を進めています。

ただしレポート全般に言えることですが、運用型単体のレポート強化というよりは、運用型以外の広告サービスを含めた、いわゆる「統合レポート」の強化を中心に取り組んでいきます。それが結果的に運用型の効果の可視化強化につながると考えています。予約型と運用型を併用したことで運用型の効果はどうだったか、実際にどういう行動をしたユーザーがコンバージョンしたのかが可視化されることで運用サポートの強化につながると考えていますので、ご期待ください。

今後の展望

基本的には自動化の強化を第一に考えており個人情報保護の流れを汲みつつも、機能が維持できるように開発を進めていきます。
一方で、Yahoo!広告の成長は運用型単体の改善だけでなく、弊社が持っている広告サービスのアセット(資産)である「予約型」や「検索広告」を含めた全体の最適化に取り組んでいくことが鍵だと考えています。弊社のサービス全体の最適化を視野に入れながら、運用型自体も強化を続けていきます。


  • 運用型広告 サービスマネージャー 田中翔平

    田中 翔平(たなか しょうへい)

    ヤフー株式会社 運用型広告 サービスマネージャー

    2012年入社。入社後、一貫してディスプレイ広告、運用型広告配信の開発、研究に従事。2020年より広告系研究部門長、2021年4月より、現職である運用型広告 サービスマネージャーに就任。


※当記事は2022年2月の情報をもとに構成しています。掲載内容、所属団体、部署名、役職名などは、取材時のものです。
※画像はイメージです

文責:紅露佳子(ヤフー株式会社)

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